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学会・論文 Archive

脂肪幹細胞分泌蛋白を用いた共同研究の検討

脂肪幹細胞分泌蛋白を用いた骨の再生研究に対して、東北大学の先生の意見をふまえて共同研究するか否かの検討をしました。

伊藤先生としては基礎論文、臨床論文共に早いタイミングで出したいという意向があり、実際の実験から離れた話もしていました。

毛髪再生に関する論文執筆活動

ある雑誌社から論文の執筆の依頼がきました。内容は幹細胞から分泌に対しての論文です。10月には雑誌形成外科より私達の毛髪再生の論文が出版されます。内容が重複してしまう可能性もあるので、現在どの様に書いて入稿するかを考えております。

そして主婦の友社の「健康」の原稿が無事に出来上がりました。これは9月に発売される予定です。贈呈本もいただけるとのことになりました。

D教授と論文の結果検証、インプラントの追加実験

秋田大学のD教授と10月に発表する論文の結果を検証し、今後の基礎実験について検討しました。

新しいインプラントの長期における影響を検討するため、インプラントの追加実験を行いました。

トリコグラム、頭皮状況データの統計処理に関して討論

トリコグラム(毛髪本数)および頭皮の状況(油分、水分、電気抵抗)のデータを統計処理するため、統計処理を共に行っている瀬戸山先生と今後の実験および実験結果のまとめ方について、約4時間30分にわたり討論討議しました。

研究をしている上で「実感できる変化」をいかに証明及び記述出来るかが重要であるということの最終認識で終了しました。

京都でのPRPを用いた毛髪再生についての発表

京都での学会発表に来ました。地方会ですから約150名しか集まっておりません。

学会ではイタリアの先生がPRPを用いた毛髪再生について発表(招待講演)を行いました。PRP濃度を濃くすると毛髪再生がみられるケースがありますが、まだ、その現象だけであり、実質的なプロトコールや再生の割合については研究が進んでいない様です。

私達の発表はトリコスキャンにおいて、増えた実際本数を計測した発表です。これらの本数の変化をもって今後の論文展開及びPRPとの比較検証を行っていきたいと思いました。

シンガポールの形成外科教授と幹細胞について話す

インドネシアよりシンガポールに戻ってまいりました。

シンガポールはやはり都会です。
今日はシンガポールの形成外科教授と美容外科の先生とお会いしました。
脂肪幹細胞を用いた再生医療について話をしました。シンガポールでは幹細胞の処置を行う治療は政府より禁止されているということです。
従って私の治療の技術を診療に用いることが出来ないと話しておりました。幹細胞治療に興味津々のインドネシアとは対照的です。

学会発表

今日は発表の日です。8時に会場に行きました。

会場では、私のパソコンを連動させ発表を行いました。早朝ということもあり千人規模の部屋には約400名しか集まっておりませんでした。40分のスピーチを約35分で話すため、「保存した細胞の再利用」を用いた発表は割愛しました。

ジョーダンの大学からきているDr. Laith Akkashアカシはメラノーマ(悪性黒色腫)について発表しました。

脂肪幹細胞に関する学会発表とライブサージャリー

今日は朝から発表です。脂肪幹細胞とは何か、どの様にして幹細胞を脂肪から取り出すか、どの様に注入するかということについて発表します。この日参加している先生方の知識を充分に把握し「脂肪幹細胞とは何か」というアニメーションのスライドをメインとし、更には脂肪、脂肪幹細胞を用いた手術やその経過について発表しました。

ライブサージャリーまでの準備時間に、我々がどの様にして吸引した脂肪から脂肪幹細胞を取り出しているかのビデオで40分間説明しました。このビデオによって取り出した脂肪幹細胞の注入に至るまでを知ることが出来ます。これはその後の手術を見学するに当たっての予備知識となります。

ライブサージャリーでは52歳の女性の下腹部より脂肪を吸引します。脂肪は全部で40cc採りました。年齢からも皮膚がたるみやすい時期ですし、すでに一度脂肪吸引されている方なので本人の希望する脂肪量は採れません。取り出した脂肪はご厚意により貸していただいた遠心分離器で分離し、ゴルゴ線(midface groove)の骨膜上に注入しました。更に顎のラインを出したいという希望のため、ほほ骨に糸を固定し引き上げました。

実際やることを理解しているのが術者だけであり、かつ全体の流れを把握している者がいないため、機械準備や消毒などの術前準備に時間がかかるだけでなく消毒から手術の説明までを自ら同時に行わなければなりません。また言葉の壁もございます。今回の関係者はDr. Sudarto Oeriaスダラートとその奥様です。Dr. Sudartoスダラートは日本の形成外科と皮膚科で研修を積んでおり、日本語が堪能です。彼が英語から日本語、日本語からインドネシア語に訳します。もし彼がいなかったら、この手術は本日中に終わらなかったことでしょう。結局この日のオペは夜10時に無事に終わりました。

インドネシア到着

ようやくインドネシアソロに到着しました。 ジャカルタより1時間前に到着したキャロラインが空港でお出迎えしてくれました。更に学会会場であるホテルからもお迎えがきておりました。

夕方に明日のオペで使う遠心分離器や役員の先生の所へ確認にまいります。診療の合間に確認をさせていただくので大変なご迷惑を掛けたと考えております。

その後、午後9時30分より明日の患者さんを診察に行くことになりました。明日は午前8時よりプレゼンが始まり午後は手術です。飛行機での疲れもありしびれて動けないほどですがやはり明日の手術前に患者さんを診察し、手術計画を立てなければなりません。

患者さんは51歳、出産経験あり。役員の知り合いの先生の奥さんであることも分かりました。更に本人の希望と当方で考えていること、そして学会側の考えと3つとも違うので何処へ着陸させればよいのか頭が一杯です。

デモンストレーションですから特殊なことを行っても仕方がありません。見学された先生方がキッチリと確認、もしくは持ち帰りができる技術が必要と考えています。

インドネシアへ

いよいよドキドキのインドネシアに旅立つときがきました。

診療を休診にする関係で今日も大勢の患者さんの治療がありました。 深夜、羽田からシンガポールを経由してインドネシアソロに入ります。

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