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ルーマニアの先生方からの心温まるメール

 

今月上旬に京都に来る予定であったドイツ、フランス、ルーマニアの先生方6人の方からメールをもらいました。

「今年の春は(日本へ)行けなくて本当に申し訳なかった。来年の4月1日から2週間桜を見て過ごしたい。」との心温まるメールをもらいました。

さらに香港の患者さんからは、「日本の状況はどうなのか。治療を続けていきたいので日本の状況を教えて欲しい。」と連絡をもらいました。

日本の状況も落ち着いてきたので患者さん方が次第に日本へ戻ってくるようになります。現実的にはもう暫くかかりそうですが日本の総合的かつ経済的回復を願います。

 

処方薬HARGスプレー

 

今、福岡スペシャルとして当院の患者さんにお渡ししているホームケアをHARGスプレーとして処方することになりました。 これには毛母細胞を刺激するサイトカインを含み毛母細胞に直接的に作用する効果があります。

この商品化は、実は1年前からその適正濃度及び良好な反応を得るために様々な実験を基に改善されたものであり、このようなものを患者さんに処方できるようになったことを嬉しく思います。

私達の治療には3つの段階があると考えています。

1.まずは発毛させる。対面積で生えている毛の本数を増加させる。
2.生えてきた毛を極力伸ばす。
3.伸びてきた毛を極力残す。

そしてこれらの状態を維持させることです。患者さん側からしてみれば、

1.現状を改善する。
2.それを極力時間的、経済的に維持をする。

これらが私の仕事と考え治療に取り組んでいます。ですからこのHARGスプレーは現実的に必要となり、患者さんからみた2.と私達からした3.となります。

6月上旬にはスプレーが量産出来るようになり多くの患者さんに提供できるものと考えております。

 

隆鼻術には高い技術が必要

 

E教授よりプロテーゼ(隆鼻術用サンプル)が返却されてきました。交通事故や怪我などで顔面に傷を負った患者さんをより良い状態に復元するには、シリコンプロテーゼを用いた再建手術が必要になって参ります。

E教授の依頼により様々な形のプロテーゼを送り、そのうち必要な分だけ使用して頂き、残りのプロテーゼが戻って参りました。これらのプロテーゼは似たような形状でありますが、それぞれ少しずつ形状が異なります。

手術内容や必要に応じて削ったり、カットしたり加工をして使用します。個人個人の鼻の骨の状態や皮膚の薄さ、鼻の軟骨の状態によっても選ぶプロテーゼが違ってきます。ですから当然、加工されるプロテーゼの形状も異なってくるのです。

言い換えれば、プロテーゼの挿入術は挿入が簡単だと仮定しても一番その患者さんに合ったプロテーゼを選び、さらには加工して挿入することが難しいのです。

特に鼻のプロテーゼは挿入ではブラインド(直接目で見る事ができない)手術でもあり、挿入する層(プロテーゼを入れる深さや場所)が重要です。しかしそれは指先のみで感じなければなりません。この手術に技術の習熟を伴うには当然です。

当院では多くの専門医の先生方が勉強に来ており、みなさんにこの技術を少しずつ習得してもらっています。常に皆で切磋琢磨しながら技術を磨き、より良い美容技術を提供したいと考えております。

 

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