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次世代の毛髪再生のための蛋白の濃度や組成の討議

次世代毛髪再生用に幹細胞分泌蛋白をどの様につくるかH先生と様々な角度から討議しました。分泌蛋白の濃度及びその組成です。

更にその安全性や効果、これらを従来使用していた分泌蛋白を上回る様,基礎実験を含む研究と開発を共同で進めていくことを確認しました。実際この開発が軌道にのると更に多くの患者さんにより良い結果をもたらすであろうと予想されます。

脂肪前駆細胞から分泌されたPDGFが毛の幹細胞に効果的に作用するために

米国のイエール大学チームが脂肪前駆細胞からPDGFが分泌され毛の幹細胞に作用するとの発表がありました。臨床治療上PTGFの単独投与では実際あまり毛が生えませんでした。すると色々な条件、例えば花壇にチューリップを植えたとしても花壇の状況が良くないとうまく育たないのと同様で花壇の状況を整えることが必要不可欠となります。すなわちより良い頭皮の再生が鍵となると考えております。

この研究について9月29日に次世代幹細胞分泌蛋白についてH先生とディスカッションを交わす事になりました。

ベトナムで行われる国際学会事務局からの連絡

ベトナム ホーチミンで行われる国際学会の日程について事務局から連絡がありました。ベトナムではベトナムの先生をはじめ、インド、韓国、インドネシア及びヨーロッパ諸国、米国の先生方が参加しテーブルカンファレンスをするとのことです。実はこのテーブルカンファレンスは色々な先生方の意見を一度に聞くことができ今後の研究の指針にとって非常に役立ちます。

頭皮の超音波検査実験を今後の治療や開発に役立てます

頭皮の超音波診断での画像と見比べてみるとやはり髪の毛の量が多い患者さんの頭皮は厚みがあるということが解ってきました。これらの結果については10月2日の「日本美容臨床抗加齢学会(MBF)」で発表したいと思っております。

超音波検査は受けられた皆様も多いと思います。簡単に通常の超音波検査の様にできません。頭皮では髪の毛が超音波の妨げとなり頭皮の状態を把握する事が出来ません。すなわち患者さんの頭皮を剃毛(検査の部分をツルツルに剃って)検査するのです。

ですから毛髪本数と頭皮の関係についての論文はなく、私達がそれらの結果を発表し今後の治療やホームケアを含む様々なものの助けになれば良いと考え日検査実験をしています。

脂肪分泌淡白の高濃度抽出が可能に

従来の脂肪分泌蛋白の濃度をおよそ10~100倍の濃度で抽出が可能となって参りました。

これらはまだ技術開発中でございますが今後その培養環境を整えることにより毛髪再生、発毛の状況や毛の成長などの開眼様々な角度からより良い結果を生む蛋白を生成することが可能です。

これにつて知り合いのH先生と共にこの内容を煮詰めていくという事になりました。

化粧品の効果は成分のバランスと濃度

弁護士連合会婦人会(むつみ会)にチャリティーバザーに脂溶性ビタミンCとコエンザイムQ10を含む化粧品を寄付させていただきました。

これらの商品は皮膚に非常に良く吸収される良いものでありますが、宣伝不足、価格的な問題などがありかなりの在庫がありました。実際むつみ会でのバザーでは販売と同時に完売しその後シミ、シワに対して非常に良い結果をもたらしたためバックオーダーが殺到しました。

むつみ会での売り上げは震災に遭われた方々に還元されます。バックオーダーが入った分更にむつみ会に寄付し東北の復興に役立ててもらう事にしました。

化粧品とは金額だけで決まらずそれに含まれるその内容や補助物質によっても左右されます。簡単に言ってしまえばHARG治療と同様に個々のバランスと各々の濃度によってその効果は変わって参ります。

この見地に立ち新しいHARGスプレーやそれらから波及するホームケア商品の開発を進めています。このために実際は多くの患者さんの協力を得て更にリーズナブルで費用対効果の高いものを配合して参りたいと思います。

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