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ゴルフコンペでの会話

以前一緒に働いていた渡辺玲先生にお会いするため、ご実家の渡辺皮膚科(長岡市)主催のゴルフコンペに参加しました。

そこでもやはり脂肪幹細胞による再建医療についてセルポートクリニックの辻先生らと話し合いました。

ルーマニアの学会からは参加発表にたいしての感謝のメールをいただきました。
学生を含む多くの参加者がおりました。

世界医療の進歩のためにほんの少しでも貢献できてよかったと感じました。

入稿依頼と出席依頼

Prof Torello Lotti (Editor-in-Chief)から A short review or a short commentary (or any type of article) for Journal of Pigmentary Disorders (Journal of Pigmentary Disorders is the official journal of World Health Academy, Vitiligo Academy of India & VR Foundations)への入稿依頼がありました。

また、The31st Korean Society of Aesthetic Surgery, The 13th International Blepharoplasty Symposium, The 1st Stem Cell Symposiumから参加の依頼もありました。

どちらにもお応えできず残念ですが、まだヨーロッパ出張中ですから帰ったら多くの患者さんが待っております。
患者さん一人一人の状態を早く確認したいです。

毛髪本数の自動解析ソフトを開発しているFotoFinder社を訪れました

ドイツ、Passauパッソウに着きました。
フランクフルトから電車で5時間かけ、毛髪本数の自動解析ソフトを開発しているFotoFinder社を訪れました。

営業部長のRoland Proske氏や開発担当部長のTobias Fuchs氏、また副社長のAndreas Mayer氏と約2時間にわたって我々の研究に求められる解析方法について理解と開発に関する依頼を行いました。

帰りにパッソウ市内のホテルまで開発担当部長が車で送ってくれました。
その折一緒に研修に来ていた学生さんが同乗しました。彼はプログラムの開発を行う職場に就職したいと言っていました。
ドイツの専門学校では3年生の後期は職業訓練が本当の会社の中で約半年間行われるとも聞きました。

日本で学生さんに職場訓練があるのは学校の先生(教員免許)?くらいのものでしょうか。
会社側も彼のバイト費用を負担して下宿できるようにしています。その会社に勤めることもあれば別の会社勤めることもあるとのことです。

これによれば日本で問題になっている“就職したけどやっぱりあわなかったから会社辞めた”“辞めたけどやりたいことがわからないから就職しない”といった問題が起きにくくなっているのではないかと痛感しました。

First ISRMS Congress 12, 15-16 May 2015 Bucharest にて発表

いよいよ基調講演発表の日です。
朝に最後のプレゼン予行演習を行いました。時間は29分34秒でした。聴衆の反応を見ながら発表するしかありません。

私は当初の予定どおり、脂肪幹細胞を用いた若返りと脂肪幹細胞の培養上清を用いた毛髪再生を菅先生の実験結果に基づき、わかりやすく時間内に収まるよう発表しました。
ドイツのエンカルド博士からは、成長因子の濃度とその線維化の抑制について質問がありました。

翌16日には、ルーマニアからアメリカUCLA医学部に留学している学生さんを学会費でルーマニアに一時帰国してもらい、ルーマニアの医学部、歯学部の学生さんへのメッセージと題した素晴らしい公演もありました。

再生医療に対し、皆がすごく興味を抱いているのを感じました。
日本の学生さんも高いモチベーションを持って諸外国の学生さんに引けを取らないように勉学に励んでもらえたら非常に嬉しいです。

臨床研究サテライト講座について

約30分間で基調講演を行うため、事前に資料作成し配布することにしました。
そこには私どもの論文のうち重要な部分をピックアップし、更に論文リストを作ることにしました。
これによってスムーズな理解が聴衆の方々に得られ、後から参考文献を捜すことも容易にできるのではないかと思います。

渡航まで数日しかありません。その構成から印刷まで短い期間でしなければならないので大変です。

福原俊一先生から第3回 京大教授陣による臨床研究サテライト講座 開催のご案内をいただきました。
6日は日本美容外科学会と重なりますが、論文執筆のメンバーから参加したいと思います。

新しい論文の投稿について

Stem Cells Internationalから11月号と12月号の投稿依頼がありました。
成田先生と投稿依頼の内容と投稿基準について投稿のガイドライン等を検討し、締切日及びその内容について討議をしました。

脂肪幹細胞の入稿締め切りは7月、2回目は8月の中旬です。
体性幹細胞を用いた治療法 “Tissue-Derived Stem Cell Research,” をbasic scienceからclinical scienceまで、もう一つの特集は脂肪幹細胞からの研究による治療法”Adipose Stem Cells: From Bench to Bedside,”に投稿する機会があります。
いずれにせよ今まさに検査結果をまとめているところで投稿が締め切り日には間に合いそうもありません。
今後、基準要件を考慮しつつ研究結果を整理していこうと思います。
各雑誌の投稿の基準を満たすことはもちろんのこと、論文の概略も決めていかなければなりません。

頭皮の状況データー数名分を対象として被験者間の結果を検証しました。
この結果を基にしてどの基準でどのようなに分類するかの青写真を作ります。

交絡因子の設定をして検定をかけていくのかということも検討しました。
いずれにせよある程度のデーター解析を行ってこないと「どの検査結果」と「どの検査結果」が結びつくかはわかりません。すべての結果を調べてみなければわかりません。

人の思っている経験側に基づいての結果と経験による結果を、全く何も知らなくランダムにコンピューターを用いて統計解析する結果とは異なることも多いと考えられます。
私たちの経験による結果を、経験の無い統計学的な結果と比較することにより更に良い治療法が考えられると思っております。

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