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論文投稿の報告会

主任教授と学会報告及び論文投稿の報告会を行いました。

今回の話の主要議題は入稿中の論文です。従来までの発毛法、例えば超音波、光治療等の保存療法ほか、薬物療法に比べてその変化率が大きく、結果をどのように客観的に証明できるか否かが議題の中心です。

今回は毛髪本数を一定面積でどの程度増えるかを、統計学的に証明しました。女性、男性及び内服の有無、3つのグループに分けて検証しました。
とても良い結果が出たのでこれを報告することになりました。

政府主催の学会に参加いたしました

サンフランシスコにて行われる日本国政府と内閣府の外郭団体が主催するWorld Alliance Forum再生医療の今後を占う学会 “Future of Stem Cell” に内閣府の方から声をかけていただき参加することとなりました。

なんといっても今回のPanel Discussionの参加の先生方が凄すぎます。さすが政府主催の学会です。日米ノーベル賞受賞の先生が2名(Dr. Paul and 山中教授Shinya Yamanaka) 再生医療で世界的な先生方 (Dr. Irving Weissman, Dr. Berg, Deepak Srivastava, Dr. Hiromitsu Nakauchi, and Hideyuki Okano) の意見が直に聞けるのです。

なかでも興味深い発言はStanford大のDr. Irving Weissman先生によるお話です。

以前リンパ球を用いて癌の患者さんを助ける研究をしていて、よい結果が出ました。その結果をある企業が応用したいと申し出があり、先生はその治療の特許を企業に譲ったのだそうです。
その時自分がその研究を進めるより、その企業が更なる研究を続けることにより、より良い進歩を遂げ、多くの患者さんたちが抗癌剤の量の少なくて済む治療になると予想したと話しておりました。

ところがその研究はそれ以上進められず、多くの抗癌剤が使われてきた。これは今の再生医療につながる研究だったとも語っておりました。 そして患者さんの為に多くの努力をしてきましたが、まだノーベル賞にはまだ届かないと最後をくくっていました。

偉大なる先生方の貴重で献身的かつ謙虚な発言を多数聞けて本当に勉強となりました。 なお、この学会に参加するにあたり診療時間の変更など多くの患者さんの協力を得ましたことを感謝いたします。

Anthony Erian 先生からのマンツーマン講義

CambridgeのAnthony Erian先生の病院に手術を学びにやってきました。一昨年ベトナムホーチミンで開かれた学会以来です。

先生はAdvanced Surgical Facial Rejuvenation: Art and Clinical Practiceという総頁754の本、由緒あるSpringerから出版されました。
これに書いてある術式について直に学ぶことが今回の目的です。
またマンツーマンの講義も数日にわたり受けることができました。

今日は半日の意見交換の後、先生の奥様も交えて簡単な市内観光と食事を同行させてもらいました。

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