ミノキシジルの内服でお悩みの方へ

最近「ミノキシジルの内服を中止したい」と相談に来る患者様が増えています。
ここでは、AGA治療薬の代表ともいえる、ミノキシジルの効果や気になる副作用についてご紹介します。

ミノキシジルとは

ミノキシジル構造式

ミノキシジルは、もともと高血圧の治療に用いられる、血圧を下げる薬です。

副作用として全身の多毛症状が見られたことから、AGA治療薬としての研究がはじまり、1980年代から脱毛症を治療する薬として使用されるようになりました。


ミノキシジルの効果

ミノキシジルは、血管拡張作用により頭皮の血行を促進し、増加させた血流によって栄養を行き渡らせることで発毛を促します。

個人差はありますが、効果を実感できるまでおよそ4〜6ヵ月程度必要と言われ、体質に合わず効果が出ない方でも、半年ほど服用し続けて様子を見る必要があります。

また、ミノキシジルによる発毛効果は頭頂部に対してのみで、M字など生え際、前頭部の薄毛改善にはあまり期待できないうえに、効果があったとしても、服用をやめればすぐに元の状態に戻ってしまいます。

ミノキシジル内服を中止した方の症例をご紹介しましょう。
下記の患者様は初診の際、ミノキシジルを内服していましたが、H-non治療を受けるにあたって服用を中止しました。
薬の内服をやめたことによって、4か月後の毛量は全体的に少なくなっています。

ミノキシジル内服1年半経過写真

2015/02/14 初診時
(内服1年半経過中)
ミノキシジルを内服中のため、薬剤治療の効果が見られます。

ミノキシジル内服中止4ヶ月 2015/08/08 治療開始前
(内服中止から4ヶ月経過)

ミノキシジルの副作用

ミノキシジルには副作用もあります。
その発生率は、同じくAGAの薬剤治療で主流のプロペシア®より高いとされ、代表的なものに、頭皮のかゆみ、アレルギーによって炎症を起こすことで引き起こされる、発疹やかぶれ、フケなどがあげられます。

そのほか、ミノキシジル本来の血圧を下げる作用から低血圧になり、頭痛やめまい、動悸といった症状が出ることもあります。
高血圧で他に薬を処方されている方や、もともと血圧が不安定な方には、より重篤な副作用の報告もあり、内服治療には注意が必要です。

また、ミノキシジルは、血行を促進させることで発毛を促すため、内服するとその発毛効果は全身に及びます。
そのため、頭髪以外の体毛が濃く、毛深くなってしまう作用もあります。

当院で実際に伺ったお悩み

  • 体毛が増えてしまい、処理に困っている
  • 内服によって動悸がするようになってしまった
  • 内服を中止したら、抜けてしまうのではないかという心配がある
  • 内服中止で薄毛に戻ってしまうのは避けたいが、長期間薬を買い続けることも疑問

以上のような理由から、内服と中止を繰り返している患者様が多くいらっしゃいました。

薬の効き方には個人差があり、必ずしも副作用があらわれるわけではありません。

しかし、メリット・デメリットはしっかりと認識したうえで、ご自身の体に負担をかけず、無理のない治療をしていくことが非常に大切です。

メリット

  • 血行を促進し、発毛を促す
  • 手軽に入手できる
  • 女性でも使用できる

デメリット

  • 頭頂部にしか効果がない
  • 効果が出ないことがある
  • 髪以外の体毛が濃くなる
  • 服用し続けないともとの状態に戻ってしまう
  • プロペシア®よりも副作用の発生率が高い

ミノキシジルを使わない桜花クリニックのH-non療法

当院では、内服による薄毛治療でお悩みの患者様に対して、下記のご案内をしております。

  • 内服中止によるリバウンドを極力抑えながら、治療効果を維持し内服量を減らしていく
  • 治療による頭皮改善の期間中に、経過を観察しながら徐々に内服量を減らしていく

メリットやデメリットについて、しっかりとご説明し、一人ひとりに合わせたな治療方法をご提案いたします。

内服を中止して一時的にリバウンドを起こしてしまっても、当院のHARG・H-non療法なら、十分リカバーすることが可能です。

ミノキシジル内服から、HARG/H-nonに切り替えた症例

当院には、ミノキシジル内服から、HARGもしくはH-non治療に切り替えた患者様の症例が多数ございます。
AGA治療でミノキシジルの内服にお悩みでしたら、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

HARG・H-non療法は、これまで治療による副作用は報告されておりません。
個人差はございますが、人により注入時に痛みを伴う場合がございます。


症例【1】

生え際

22歳男性/HARG 8回

ミノキシジル中止22歳症例

ミノキシジル内服をやめ、毛量が少ない状態からのスタートでしたが、治療終了後も生え際が降下し続け、終了して11ヶ月の時点ではM字部分も浅くなっております。また、髪の毛自体が太く艶を持ち始めているのもわかります。

頭頂部

ミノキシジル中止症例

頭頂部分の薄毛が、後頭部から徐々に改善していき、治療を開始して6ヶ月ほどで地肌が目立たなくなりました。
その後、前頭部分の薄毛も改善し、ミノキシジルの内服中止から2年、治療を終了して1年ほど経過しても、写真の状態を維持できています。


症例【2】

28歳男性/H-non 8回

ミノキシジル中止28歳症例

この患者様は、ミノキシジル減量により一時的に悪化しましたが、3ヶ月後には、内服時より状態は改善しました。
特に、ミノキシジル内服では効果の出づらい、M字を含む生え際に改善が見られます。
H-non療法による効果は、治療後3か月を経過しても続いており、この先も状態の改善が見込まれるでしょう。


症例【3】

31歳女性/HARG 11回

ミノキシジル中止31歳女性症例

この患者様は、ミノキシジル内服をやめた影響で、一時的に頭頂の毛量が減ってしまいました。
しかし最終的には薬の影響もなくなり、HARG療法によって自身の頭皮環境が改善したことで、内服中止から約1年半が経過しても、毛量、勢い、艶共に写真のような状態を維持できるようになっています。

この方のように、顔の産毛や指の毛などの体毛も濃くなってしまい「内服をどうにかしたいが、止めるのは怖い」と、相談にお越しになる女性患者様が増えております


症例【4】

22歳男性/HARG 8回

22歳男性ミノキシジル停止後症例写真

こちらの患者様は来院時すでにミノキシジルを服用していらっしゃいましたが、将来的に考えると費用が高額になるため、当院で頭皮改善を行いたいとの希望で治療を開始されました。
治療前に服用をやめたため、治療当初はリバウンドによる抜け毛が多くみられましたが、治療終了後では全体的に地肌の透けが改善されてきているのが分かります。


症例【5】

27歳男性/H-non 8回

27歳男性ミノキシジル停止後症例写真

こちらの患者様は当院での治療前からミノキシジルを服用しており、一旦中止したところ、抜け毛が増えたため、服用を再開。
しかし、更に抜け毛が増えてしまったとのことで、当院で治療を受けることとなりました。
ミノキシジル服用/中止によるリバウンドは治療中もしばらく続きましたが、その後完全にミノキシジル服用を中止した後でも、生え際のM字ラインが下がり、全体的に頭皮密度が増えているのが分かります。


症例【6】

30歳女性/H-non 9回

30歳女性ミノキシジル停止後症例写真

こちらの患者様はミノキシジルの服用により、生え際の産毛や体毛が濃くなってしまったことに対する不安、服用をやめることによる抜け毛を気にされていました。
医師診察のもとで服用を停止した後は、気になっていた抜け毛の症状はひどくなく、不自然な生え際の産毛も減り、何より頭皮と髪質が良好となりました。

桜花クリニックオリジナル進化版HARG療法「H-non」

当院オリジナルの進化版HARG「H-non(エイチノン)」療法では、ミノキシジルを使用しません

髪の土壌である頭皮そのものを再生し、発毛力を持続させる毛髪再生医療として、ミノキシジルに頼らなくとも、発毛効果に十分な自信があるからです。

ミノキシジルは、薄毛改善の効果を期待できますが、内服薬にはどうしても副作用というリスクが存在します。

健やかに発毛することを目的としているのに、副作用によって心身にストレスを感じてしまうようでは、最善の治療とはいえません。

また、効果が服用中に限られ、内服を中止したら即座に発毛効果がなくなってしまうことも、薄毛の根本的な解決とはいえないでしょう。

桜花クリニックでは、薄毛の専門医が一人ひとりの頭皮のお悩みに真剣に耳を傾け、髪の健康はもちろん、心身の健康をも目的とした治療法のご提案を行っております。

薄毛治療で、ミノキシジルなど薬の服用に不安を感じたら、ぜひ当院の専門医までお気軽にご相談くださいませ。

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  • 痛みに不安がある方には、別途¥5,000で麻酔の使用も可能です。
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