

人工毛植毛そのものはHARG療法の適否には関わりなく、当院にも人工毛植毛を経験してHARG療法を受けている方がおります。ただ、植毛した部分が傷跡のようになってしまっているとのことですが、その状況によっては成果を出すことが難しく、通常のケースよりも多くの時間を要する可能性があります。
傷跡というのは、傷が治る際に皮膚に残った凹凸や引きつれの跡のことを指しているものと思うのですが、医学的には瘢痕(はんこん)と呼びます。発毛のためには、瘢痕化した頭皮を元の状態に戻す必要があります。当院ではにきび跡などの治療に使用されるアファーム(フラクショナルレーザー)の照射とHARGカクテルを併用します。
瘢痕化が進行したケースでは、アファームによる肌質改善とHARGカクテルによる細胞の活性化で瘢痕化した皮膚を正常な状態に近づけていき、それから通常のHARG療法の実施となりますため、発毛までは根気強い取り組みが必要となります。
ともあれ、頭皮の状況次第で治療の適否や方針も変わります。一度診察を受けていただければ、具体的なご提案ができるかと思います。