- 2011-08-14 (日) 17:50
- HARG(ハーグ)療法
私事ながら大変恐縮ですが8月14日と15日とお盆中に連休をとりました。
お盆期間中連休をとのは振り返れば20年ぶりです。連休もとらず仕事と研究に勤しんできたのを鑑みると同時に好きだから頑張ってきたと感じましたが患者さんに良い治療をできればと考えておりました。
診療、治療、研究の事を考えずに8月末に締め切りの迫ったMBF(日本抗加齢美容医療学会Medical Beauty Forum)の抄録作成をしなくてはいけない事に気づきました。抄録の大枠ですが脂肪肝細胞を用いた治療となります。
幹細胞を動かして毛髪治療と幹細胞以外の幹細胞を活性させる事は大きく違います。HARG治療では2次的に幹細胞を活性させ、2次的3次的にあげると想定されます。逆に幹細胞以外の細胞の活性もあがりますが逆に成長因子の複合体で使用している再生医療とは異なります。
これらは主に幹細胞以外の細胞を活性化する又、幹細胞を活性化させたとしてもその刺激がその蛋白(サイトカイン)成長因子が作用している時のみに影響を受けます。この観点からより良いホームケアの解決は急務であります。
HARGスプレーもその大きな役割を担っております。今後HARGスプレーNo.2ヴァージョンの開発、濃度やその組成について11月から更に研究していく事になります。
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