

加齢による自然な薄毛は、おおよそ60歳を過ぎたころから始まり、頭髪だけでなく身体全体の毛が薄くなります。細胞の毛を作る機能が低下したことによる老化現象で、老人性脱毛症と呼ばれるものです。質問者さんの彼氏のケースは、年齢的にも生え際から後退していることからも男性型脱毛症(AGA)の可能性が高いと思われます。
男性ホルモンは酵素と結びつくことによりジヒドロテストステロン(DHT)という強力なホルモンを代謝します。このDHTの作用で毛母細胞の働きが低下し、毛髪が十分成長しきれず薄毛となってしまうのがAGAです。DHTを作る酵素は主に前頭部と頭頂部に存在することから、生え際あるいは頭頂部から進行します。
AGAは進行性の脱毛症であるため、治療せずに放っておくと症状はどんどん広がっていきます。従いまして本人がAGAを食い止めたいと考えているのであれば、少しでも早い対策を講じることをお勧めします。
AGAの治療薬プロペシアはDHTを作る酵素を阻害することで脱毛を防ぎます。一方、当院のHARG療法は成長因子により注入部の細胞を活性化することで毛髪の成長サイクルを正常化する薄毛治療法です。脱毛抑制のHARGローションを併用することで発毛した毛髪を抜けることなく育毛します。
ただしAGAは命にかかわる病気というわけではありません。もし質問者さんの彼氏が本当に気にしていないのであれば、質問者さんがあまりしつこくAGA治療を勧めるとお二人の関係にもひびが入りかねません。本当は気にしていても指摘されるのが恥ずかしくて、強がっているのかもしれません。
薄毛のことを人に、それも大切な人に言われるのは辛いものです。質問者さんの希望はあるかと思いますが、必要な情報は伝えるにせよ、ご本人の意思を尊重して広い心で見守ってあげてください。